橋本氏と安倍氏

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さて、1997年に消費増税を決めた橋本内閣は、景気低迷や失業率悪化を受けて翌年の参院選で惨敗し、あっけなく退陣した。

同氏に近い筋によると、橋本氏は財務官僚のいいなりになったことを晩年まで悔いていたそうだ。

橋本氏が2001年に自民党総裁選挙に出馬した際も、自身のホームページで、財政再建を急ぐあまり、経済の実態を十分に把握しないまま緊縮財政に踏み切り、結果として国民に迷惑をかけたことを謝罪している。

橋本氏は結局、この総裁選で小泉純一郎氏に敗れ、失意のまま政界引退、2006年に68歳の若さで死去した。

アペノミクスとはとどのつまり、金融緩和がすべてであり、現在の景気回復は株高と円安に頼った蜃気楼のようなものかもしれない。

また、消費者物価はようやくプラスに転じたばかりであり、デフレ脱却はまだ緒に就いたとはいえない。

この段階で消費税を引き上げるというのは、1997年当時と同じか、それ以上にリスクが高いのではないか。

拙速な財政引き締めが景気の腰を折った事例は枚挙にいとまがない。

ルックスが良く、弁舌さわやかで、国民にも人気があった故・橋本龍太郎氏と現首相の安倍音三氏がオーバーラップするというのは考え過ぎだろうか。

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